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可愛いなぁーと思う
「もし、知られてしまったら俺が言ってやるよ。彼女は婚約者ですけど、何かって」
「家で入るのとはちょっと違うでしょ?」
俺たちはたまに家で一緒に風呂に入る
「いいじゃん」
ここまで持ってきたら俺の勝ちだ
「じゃあ、少し経ってから入ってね」
有紗はそう言って風呂に入った
やっぱり可愛いなぁー
少し経ってから俺も風呂に入った
「ねぇ、悠真」
「ん?」
「私たちだけ同じ部屋で良かったのかな?」
「有紗は社長令嬢なんだから気にするなって」
まぁ、確かにそうだけど…
「ゆーま」
「ん?」
「こんな傷だらけの体でごめんね」
「別に?」
「でも嫌でしょ?こんな傷」
「仕方ないだろ。俺のせいで刺されたんだから」
「でも…」
俺は有紗にキスを背中に落としていく
「ゆうっま」
感じてるその声に俺はたまらない
「続きは夜な」
俺はそう言って風呂から上がった
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