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そうじゃなきゃ俺はあのまま勢いで抱いていただろう
俺は着替えて水を飲んだ
有紗も上がってきて、俺の水を飲む
「その格好、俺以外には見せるなよ」
バスタオル1枚の格好は俺の最高の状態だ
寸止めなのは辛いが…
「すぐに着替えるってばー」
彼女はそう言うと私服に着替える
まぁ、浴衣は人前では見せないことをしつこいと思われながらも言ってたからな
「悠真も私服?」
「浴衣着ていいことないからな」
俺はそう言うとパソコンを開く
「仕事だけはダメ。せっかくの旅行なのに」
「じゃあ、椿ちゃんが考えた俺たちの結婚式の資料みるよ」
集合時間まではまだ時間がある
「あたしも見る。天才プランナー、田中椿の」
有紗も隣に座る
「このアイデアどう思う?」
この資料を有紗に見せたのは、初めてだ
「パパとママに最低でも200人って言われた」
「大丈夫か?」
「もう、昔のあたしじゃないもん」
有紗は笑う
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