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俺はそう言って宴会場に戻った
「堂本、どこに行っていたんだ?」
完全に嫌な上司に変身している部長たちに俺は苦笑いを浮かべた
「堂本くん。社長令嬢との体の相性はいいのか?」
面倒だな…
「あの令嬢は高飛車じゃないし、ルックスいいし、文句ないだろ。やっぱりヤると気持ちいい?」
「話しませんよ。それからそんな下世話な話はあまりしたくないので」
「体の相性は必要だぞ。ストレス発散に使えるし。まぁ、俺は関係ないか」
部長たちに飲まされて俺もよく喋るようになった
「関係ないですよ。でもまぁ、彼女はいい女なので」
「上がよくても下が良くなかったら嫌じゃないか」
このセクハラ部長
「そんなこと言って社長や社長関係者に知られたら左遷されるかもしれませんよ」
俺は苦笑い
「どっちが先に惚れたんだ?」
「さぁー、どっちでしょうね。俺かもしれないですね」
多分、俺が先だと思う
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