大学4年生の悠真

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するとそれぞれの彼女がお茶を片手に話し込んでいる 「おかえり悠真」 「え、どうしたの?」 みなみと瑠奈の彼氏も居てあたしは慌てた 「暇だから来た。有紗熱上がってないか?」 「さっき測ったら熱なかったよ」 「ならいいけど」 悠真はそう言うとビールを3缶冷蔵庫から取り出して2人に渡した 「瑠奈も飲む?」 「ちょっとでいいよ」 この2人はいつか結婚すると思う なんて思った そんな時、部屋に女将が挨拶に来た 「有紗さま。お久しぶりにございます」 おばあさん女将が有紗に挨拶をした 「久しぶりね。陽子さん」 「さん付けしなくていいと言っているじゃないですか」 「だって…」 「陽子はお嬢様の味方ですもの」 その言葉にこの人が益山の人だとみんなが認識した 「ほら、みんな困ってるじゃない」 「堂本さま」 「あっ、はい」 急に名前を呼ばれて悠真は畏る
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