735人が本棚に入れています
本棚に追加
するとそれぞれの彼女がお茶を片手に話し込んでいる
「おかえり悠真」
「え、どうしたの?」
みなみと瑠奈の彼氏も居てあたしは慌てた
「暇だから来た。有紗熱上がってないか?」
「さっき測ったら熱なかったよ」
「ならいいけど」
悠真はそう言うとビールを3缶冷蔵庫から取り出して2人に渡した
「瑠奈も飲む?」
「ちょっとでいいよ」
この2人はいつか結婚すると思う
なんて思った
そんな時、部屋に女将が挨拶に来た
「有紗さま。お久しぶりにございます」
おばあさん女将が有紗に挨拶をした
「久しぶりね。陽子さん」
「さん付けしなくていいと言っているじゃないですか」
「だって…」
「陽子はお嬢様の味方ですもの」
その言葉にこの人が益山の人だとみんなが認識した
「ほら、みんな困ってるじゃない」
「堂本さま」
「あっ、はい」
急に名前を呼ばれて悠真は畏る
最初のコメントを投稿しよう!