大学4年生の悠真

11/21
前へ
/580ページ
次へ
「絶対あたし耐えられない」 そう話したのはみなみだ 「だから今は楽しいの。社会人になって解放されたから」 有紗は笑った 「堂本さんと結婚しても私たちの友達でいてくれる?」 みなみが有紗に言った 「もちろん」 「結婚式、楽しみにしてね」 すると堺が瑠奈と一緒に夜も遅いからと帰ろうとした 「また明日ね」 「うん。じゃあ」 「みなみも帰るわよ」 「えー」 みなみと瑠奈の関係は全く変わらない 「有紗も病み上がりなんだから居座らないの。じゃあね」 瑠奈と堺は部屋を出た 「恭平」 「俺もそろそろ帰るけど?」 「あたしも帰る。じゃあね」 「明日ね」 2人も帰って行った 「台風みたいに去っていくな」 「そうだね…」 「無理してないか?」 「してないよ。さっきご飯食べたからかな?熱計った時下がってたの」 俺は有紗の額に手を当てる 変わらないな なんて思っていたが、俺はもう我慢の限界だ
/580ページ

最初のコメントを投稿しよう!

735人が本棚に入れています
本棚に追加