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「絶対あたし耐えられない」
そう話したのはみなみだ
「だから今は楽しいの。社会人になって解放されたから」
有紗は笑った
「堂本さんと結婚しても私たちの友達でいてくれる?」
みなみが有紗に言った
「もちろん」
「結婚式、楽しみにしてね」
すると堺が瑠奈と一緒に夜も遅いからと帰ろうとした
「また明日ね」
「うん。じゃあ」
「みなみも帰るわよ」
「えー」
みなみと瑠奈の関係は全く変わらない
「有紗も病み上がりなんだから居座らないの。じゃあね」
瑠奈と堺は部屋を出た
「恭平」
「俺もそろそろ帰るけど?」
「あたしも帰る。じゃあね」
「明日ね」
2人も帰って行った
「台風みたいに去っていくな」
「そうだね…」
「無理してないか?」
「してないよ。さっきご飯食べたからかな?熱計った時下がってたの」
俺は有紗の額に手を当てる
変わらないな
なんて思っていたが、俺はもう我慢の限界だ
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