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「社長の子供だからっていう理由でキャリアになりあがって」
そして葉山は去っていく
すると草間が悠真に抱きついた
「やめろ」
「あら、彼女さんあたしが手をつけても?」
有紗は疲れているから何も言わないのだろう
「するならすれば?あたし疲れてるから」
有紗が冷たく言い放って部屋に入った
「あらら」
「あららじゃない。俺も帰る」
「昨日、彼女を抱いたの?」
「関係ないだろ」
「関係ないかもしれないけど、結婚する前に浮気すればいいのに」
「しねぇーよ」
「えー、前まで一夜の女はいたじゃない」
こいつ何故知っている?
しかし社内の女には手を出していない
「くすくす。覚えてないんだ」
絡むのだるい
悠真はそのまま部屋へと戻っていった
そして有紗の携帯に電話をかけた
「もしもし」
有紗は疲れていた
「疲れたのか?」
「ああいう女嫌いなのよね」
「知ってるよ。苦手なこと」
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