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「先程、有紗から娘2人とホテルで昼食をとったそうなんです。この写真送られて、娘はあなたが好きみたいで」
そこに送られていたのは、花蓮が玲子のポスターの前でにっこり笑っている写真であった
「まぁ、可愛らしい。やっぱり有紗ちゃんには敵わないわ。本当にそれでよくって?」
「はい。今、書類を持ってきますので…」
部下に指示をして書類を待っていた
「今日、幼稚園を休ませたのね」
「娘が行きたくないと言っていたので、有紗がご飯を食べに行こうと朝言っていました」
「あなたも行きたかったでしょ?」
「私は彼女たちを養うために働かないといけませんので」
照れているが玲子はわかっていた
「有紗ちゃんのこと愛しているのね」
そのあと耳を赤らめた本部長が物語っていた
「孫のことはどうにかするわ。あなたも家族を大切にね」
書類にサインをして奥田玲子は帰っていった
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