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「有紗も無理するな」
「わかってるけど、これは早めに終わらせないと…。悠真、仕事あるのに来てくれてありがとう。ごめんね」
有紗はパソコンを開いて資料を作成する
「この会社、潰していいって社長から伝言があったぞ」
「でもね、ここの会社の社員が辞めなきゃいけなかなるのは避けなきゃいけないわ」
「小川で採用するって言ってた」
確かに小川化粧品がここの基礎を作ったからそうなるのもおかしくはない
「これをうまく処理できたとしてもこの系列は業績が悪化したままだから社長が手放してもいいって」
「そっか」
それでも有紗は黙々と続けた
「ひと段落したら休めよ。朝からまた忙しいんだから」
そう言って悠真は帰っていった
有紗はみんなが寝た後も黙々と続け、終わったのは6時であった。
それから2時間仮眠をとり、また始めた
有紗がこの後倒れるのも無理はない
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