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「有紗は疲れすぎると倒れちゃうからな…」
悠真は印鑑を押しながら坂田と話していた
「応援に誰か行かせますか?」
「俺と坂田は系列出身だから出来るだろうが、他の人たちは無理だろ。それにこっちも大きな仕事があって回せない」
「そうですけど…」
「それに有紗も有紗で頑張ってるだろうから気にするな」
「そうですよね」
その頃、有紗たちはクレームの対応やほとんどの仕事が白紙になるという最悪な感じになっていた
「とりあえず、白紙に戻ったのは取引先に行ってお詫びと白紙撤回を頭下げてやりましょう。私は大手を回るので後は手分けをして下さい」
有紗はクレーム処理班とお詫び班に分けて仕事を回した
有紗は書類とタブレットを持って車に乗り、取引先に向かう
まず、お詫び品として系列ホテルのレストランのディナー券をもらいに本社に向かう
湊がそこでディナー券を有紗に渡した
「お兄ちゃんありがとう」
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