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その言葉を聞いて有紗の仕事が本社をも巻き込む大きなものだと認識した
ますます有紗が心配だ
一方、有紗は色々な会社に挨拶をしていく
もうご飯なんていつ食べたかわからない
ふと上を見上げて大画面テレビを見るとゼウスが映っていた
奏、元気かなぁ
いつもダブルデートしようと言いながら実現していない
あたしの結婚式はゼウスを呼んで歌ってもらうんだから
さぁ、やる気を出して頑張ろう
そう思った矢先、湊から電話がきた
「もしもし?」
「藤浪デパートが実行していいと言ったぞ」
「それってもしかして条件付き?」
「それはお前が確かめろ。藤浪由希子に会え」
どこかで聞いた名前…
「わかった」
有紗は返事をして電話を切り、藤浪由希子のことを記憶の中から探し始めた
部下に運転させている分、気は楽だ
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