ある何でもない日常

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「・・・と、こんなことしている場合じゃなかった!皆!仕事だよ!」 しばしのにらみ合いが終わった後、ネヴィの言葉に全員が反応した 「お!ポストに投函されてきたか。今回は何だ?」 「この間の芋ほりは疲れたね~」 「ああ、芋をどう効率的に採るかで言い合いになったな」 「その前のくもの巣掃除もくたびれたな」 「みんなで目が悪くなるかと思うくらい夜遅くまでやってたからしょうがない」 皆口々に最近あった依頼の感想を述べていく それらは、単純であったものから何かしら技術が必要だったものまで・・・ まあ、ほぼ彼ら基準のものとされるが それでも楽しげに依頼の際の思い出に浸っていく 「・・・で?今回はどういう内容だ?」 マイスが、そう聞くとネヴィがまっていたといわんばかりに封筒とそれに入った写真をみせてきた 「・・・・・ぬいぐるみ探しだよ」
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