ある何でもない日常

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これは、ある国、ある都市、ある街中の場所で起こる話 街中の少し奥まったところにこじんまりとした事務所があった 入り口には大きめのポストとともに立て札が立てられてある 『何でも屋 オーティー  近所のお使いから、失くし物、畑のお手伝い機械の整備なんでもやります!  御用のある方はポストの中に住所、氏名、依頼内容をお書きの上投函下さい』 これを見るに、ここは様々な依頼を受けて動く会社のようだ かなり古ぼけてはいるが、人はいるのであろう。話し声が聞こえてくる そんな事務所に、1人の少女らしき人物が意気揚々と袋をもって入っていった
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