親衛隊総隊長はチャラ男だけど……？

俺が親衛隊総隊長っ☆

中庭、でいいか

灯里「それでぇ相談ってー？何かなー？」

勝利「え、えと、会計様の事何ですけど」

あぁ、やっぱりか

灯里「うん、何が聞きたいー？」

俺はこう見えても情報収集は得意なほうなんでな

勝利「会計様、最近顔色が良く無いような気がするんです……それで、心配で……… 」

会計くたばっとけマジ

何、こんな可愛い子達に心配させてんだよ

くそ生徒会が

その上淫乱だとか抜かしやがって

灯里「確かにー顔色悪いねー………でもー大丈夫だよー？ちゃんと食事は摂ってるしー、だから君は勉強に励んでねー？そろそろテストだしねー？」

勝利「は、はい！！有難うございます！やっぱり総隊長に相談してよかったです！！では！」

勢い良く走っていった勝利君

元気になったのはいい事だな

まぁ、何故勝利君があんな奴の心配しなきゃいけないと言うのが解せぬがな

思いのほか早く話が終わったな………

今から屋上行くのはかったりぃし………

保健室に行くか、あそこならベッドで寝れるし

「あっ、……や、めてぇ……や、ぁ！…」

……………ちっ、万年発情期が

そういう事する時は合意の元でやれよ
俺の睡眠時間削ってんじゃねぇぞクソが

…まぁ、早く行ってやるか

「やっ、離せぇ！………んあっ！」

「いいじゃねぇか、お前も気持ちよさそうだしよ………」

灯里「相手がー気持ちよさそうでもぉ無理矢理はダメでしょー？」

「「！？」」

「………誰かと思えば淫乱総隊長か…………俺の相手、してくれるってんならコイツ、離してやってもいいぜ」

ちっ………めんどくせぇな

「流石にっそれは良いっていう訳……！」

灯里「いいですよー？」

「！」

「ほら、行けよ！……お前にもう用はねぇ」

コイツ、イケメンなのに性格………勿体ねぇなぁ………

灯里「俺のことはいいからー行きなー？ね？」

「っ！」

………うし、走ってったな

右良し、左良し。

ターゲット良し。

「さぁ、早く相手を………っ！？」

胸ぐら掴んだだけなんだが、まぁ

灯里「黙ってー？俺さぁ、君のせいでー睡眠時間削られてるのー分かるー？君の名前はー？」

「……武野……神……」

唖然として口を開けっぱ

灯里「そっかぁー武野君ねぇ？

くたばれ」

「っ！！………てぇ」

お、一発でダウンしねぇの？

結構手応えあったんだけど

骨のある奴だな、意外と