プロローグ

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私には小6から中1までの記憶がない なぜか思い出そうとすると頭痛がする 何かが私を邪魔している気がする 怖い何かが、、、 だから私は家族には何も言わない いや、正確に言うと言えない 私がそれに触れてしまったら、皆が悲しむかもしれない 私のせいで悲しませたくなんかない そして、なぜか私は笑えない 笑えるけど、本当には笑えない 何でだろうか いつも愛想笑いになってしまう 結構疲れるんだよね でもそうしてないと、何が何でも笑わないと、、、 いつも私は必死に自分を何かから隠そうとする 何かから拒絶するかのように 何で? 何で私は自分を見せようとしないの? そんなんだから、皆に心配されちゃうんだよ? でも、しょうがないよね 私は人をシンジナインダカラ 自分が怖い 私は今の自分を変えたい でも、もう無理なんだよね そんな私に一筋の光が 私は思う もしかしたら今の自分を変えてくれるかもしれない、と 初めて希望を持った ”彼ら暴走族に”
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