第1章

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ある朝、目が醒めると神が出かけていた。 これは、と神殿の庭に出た。 神殿の周りは高い高い柵が張り巡らされ、例え羽があっても出られない。 しかし、わたしの目的は違う。 わたしは知っていた。 神殿の庭の池から、人間界が見られることを。
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