第1章

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放課後 私達は、玄関で待ち合わせして、地下鉄で天神へと向かった。 千 そーいえばさ、みーは、なんで福岡に来たのー? 宇 んとねー、東京の中学校でね。 いじめられてたんだ… あんまり学校にも行ってなくて… あまり話したくなかったけど、ちーには自然と話せた。 千 そうなんだ… なんか、ごめんね?辛いこと思い出させちゃって… 宇 ううん!大丈夫! 千 着いたー! 宇 うん! 千 どこ行くー? 宇 なにがあるのー? そうやって、行き先を決めていたら… 西 宇野!? 宇 え!あ!にっしー? 西 おう!偶然だな!ちーもいるし笑 宇 え!? にっしーとちーって知り合い? 千 ん、まあねー!幼なじみてきな? 宇 そうなんだね! ところで、そちらは…? 私は、後ろでこそこそ話してる3人が気になった。 日 おう!俺は日高光啓!だっちゃんって呼んでな! 與 俺は、與真司郎やで!んー…真司郎って呼んでくれや笑 末 俺は末吉秀太!秀太とでも呼んでー! 宇 みんな、よろしくね! 千 よろしくー!笑笑 みんな話しやすそう! 名前、どっかで聞いたことあるような気がしたけど、気のせいだろう、そう思った。 西 そっちは今から何する予定? 千 いま、決めてたの! 西 そっかー、それなら、俺たちと一緒に行かない? 宇 えっ、どこに? 西 天神の案内してあげるよ! 千 うん!私も詳しくは知らないから… みー、行こ? 宇 うん! 私達は6人で天神を回った。 その中で一つ気になったのが… ちーは今年から福岡に来たのに、だっちゃんとか真司郎とか秀太と仲がいい事。なんでだろ?
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