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「そこのお姉さん!ストップ!」 再び雑踏を掻き分けて歩く私の前に突然、現れた男。 両手を広げて私の進路を塞ぐという暴挙にでた。 「何か用?」 髪を掻き上げ、怪訝な表情にさっきまでの感傷を隠してメッシュのピアス男を見る。
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