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お風呂から上がり寝る支度を整えた。
「諒さん、おまたせ。お風呂どうぞ。」
『ん?あ~うん…。』
どうやらうとうとしていたらしい。
頭をポリポリ掻きながらお風呂へ入っていった。
私は風呂上がりのお茶を飲み、ベッドで先に横になった。
明日からまた仕事か…。
井野くんに会えるのは楽しみだけど…今日の事があったから……少し………気まず…………い…………な…。
疲れがたまっていたのかいつの間にか私は眠っていた。
ガチャー…
『お風呂ありが……。』
諒さんはソッと電気を消して私の横にコッソリ入ってきた。
そして、井野くんとは違った抱きしめ方で少し苦しいくらいギュッとされていたが、その抱きしめ方は井野くんと同じくらい暖かかった。
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