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教室で自分のノートを見直していると、後ろからポンと頭をたたかれた。
振り返ると、
「おはよー、凜!」
「塔茶…おはよ」
幼なじみの塔茶。
この町に引っ越してからずっと仲良くしてくれた、大切な人。
…この前私に告白してくれた。
結局私は断ったけど、塔茶は私の気持ちを知ってもなお、いつも通り接してくれる。
それが嬉しくて仕方ない。
これが恋愛かどうかは分からないけど、私にとっては大切なんだよね。
「ちょ、その顔反則…」
「…反則?」
私の顔、変なのかな。
でも、相変わらず塔茶の顔は真っ赤だ。
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