孤軍奮闘編_玖

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  親友は容赦なく急所を突く。 「あんた、どうする気? もう来年33なんだよっ!一生1人でいるって訳?!!」 「そういう訳じゃないけど・・・」 「じゃあ、どうすんのよ? 元々、男が苦手なあんたが 唯一ちゃんと付き合えた男でしょ?」 私は押し黙った。 泉には博の暴力は話してない。 元々、友達同士だった私たちだ。 もし、 博の行為が発覚すれば、博の居場所を奪うことになる。 だから、どうしてもそれは言えなかった。 ・・・いや プライドとして、言いたくなかった。
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