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2週間、
引き篭もっていた私はようやくカーテンを開けた。
窓を開けて、空気を入れ替える。
自分の無能は認めるしかない。
私はあそこで自分の力を証明できなかった。
だから、切られた。
それ以上でも、それ以下でもない。
そして、
それが私が働くシステム業界という世界だ。
力の無いものは生き残れない。
会社に所属するなら、ともかく、自分の腕一本で
技術者を名乗るのは、それなりの覚悟がいる。
不貞腐れていても無意味だ。
『もっと、もっと力をつけなければ・・・
私には独りで生きていけるだけの力がいるのだから・・・』
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