第1章

7/19
前へ
/102ページ
次へ
「おやすみ」 「…おやすみ…」 ゆうとが眠りについたのを確認し、シャワーを浴び終わってからパソコンを開く。会社で終わらなかった資料作成をしなければならなかった。正直、大変だった。 だけど今の会社は色々と融通が利いて、助かっていた。ゆうとは精神状態が不安定になると、度々倒れ、病院にお世話になっていた。その度に会社を抜け出し、僕は病院に行った。今までの会社はゆうとのことを分かってくれずクビになった。 今の会社以外だめだと、僕は思っている。
/102ページ

最初のコメントを投稿しよう!

44人が本棚に入れています
本棚に追加