プロローグ

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「じゃあ、かけ直した方がいいかな?」 「どうしたの?」 聡史が電話をかけてきた理由が気になった。 私はもっと静かな場所を求めて歩き出す。 ファミレスの駐車場が目に留まり、中に入って一番奥まで進んだ。 「瑠璃子がいなくなったんだ」 「えっ?」 聞き返す私の心に懐かしい瑠璃子の顔が浮かぶ。
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