第17章・未来への意志

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優しいキスを受けながら瞼の裏に二人の未来が映った。 それは、晴れた日の午後。 広瀬川のほとりを私と樹が手を繋いで歩いている。 空も風も、柔らかい陽も澄んだ空気もすべてが心地良くて。 私たちは歩きながら時おり目を合わせ微笑み合う。 ゆったりと流れる広瀬川は陽光を浴び、川面が美しく輝いていた。 【完】 ≪To be continued≫
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