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もう30年前の事ですが・・・ノリノリさんの兄が高校時代、知り合いの鉄工所でアルバイトしていた時の話しです。
その鉄工所の社長は、闘鶏が好きで家に何羽も軍鶏を飼っていました。
ある日、いつものように兄がバイトに行くと、軍鶏の檻のすぐ横に1羽の軍鶏が横たわっていたそうです。
その軍鶏は見るからに死に絶えている様で、身体にはウジが湧き、見るに耐えない姿だったそうです。
兄と仲間達は軍鶏を哀れに思い、また衛生面でも良くないと、持っていたZippoオイルを軍鶏にかけ火を着けました。
火葬のつもりだったそうです。
するとどうでしょう!
死に絶えていた筈の軍鶏が、勢い良く走り出したではありませんか!
兄と仲間達は口々に叫びました。
『火の鳥だ!』
『不死鳥だ!』
『フェニックスだ!』
と・・・。
蘇った軍鶏・・・いや、不死鳥は、そのまま10メートル程走ると、程なくしてパタリと倒れ動かなくなりました・・・
しかし、兄は言います。
『俺は確かに不死鳥を見た』と・・・夢のある話しですね(´∀`;)
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