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走っていたら、虎とばったり出会いました。
「いぃやぁぁぁぁぁ!?」
なんで虎!?
なんで虎が黒光りしてるの!?
バスッ!
パシャァァン…!
虎が、切られて、消えた。
「あ、スライムと遊んでた人だ。…ん?なんで泣いてるの?」
穏やかに微笑むその人を前に、アタシは、とりあえず、気を失った。
××××××××
アタシは、近道をしたかったんだ。
アオイと買い物に行く約束をしてて、待ち合わせ場所の駅前広場…の少し前で転んだ。
正確には、マンホールにつまづいた。
そして、なぜか穴に落っこちて、この森に着地した。
普通に落っこちたんなら、怪我のひとつもしてたんだろうけど、その穴は深くて深くて、段々感覚が鈍くなってきて…(まさか落っこちながら寝てたとか言いにくい)…気が着いたら森にいた。
そしてぶよぶよと遭遇した。
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