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後片付けもそこそこに会社を連れ出され、煌びやかなホテルに連れ込まれた私を良いように弄ぶ加藤様。
「ハッキリ誰のものか言えるようになってもらわないと。
これはそのための残業だからな」
「これのどこが残業ですか!」
「ちょっと黙ってろ」
ワンピースを着ていた私。
裾をまくりあげた加藤様はそのまま頭の上まで持っていくと脱がせるかと思いきや腕を上げた状態でワンピースを結んだ。
目の前がワンピースの生地で一杯になる。
「加藤さん!嫌です!これ解いて下さい!」
間抜けな恰好の私。
加藤様がどんな表情をしてるのか分からない。
ツツ・・っと脇腹を加藤様の指先が触れる。
ビクンと跳ねる体。
見えない分、神経が全てそこに集中する。
左側だけを優しく撫で続ける指。
それだけで体の中心が火照り始めて足がモジモジする。
「どうかしたか?」
声だけでも楽しそうにしてるのが分かった。
どうかしたかなにも、どうかしてます!
「あ!」
胸の圧迫がなくなり、ブラのホックが外された事を感じる。
でも胸に直接何かが触れる事はなく、ただ脇を撫で続ける。
身をよじると微妙に外れたブラが胸の頂きをこする。
「ク・・・」
自分じゃどうしようも出来ない苛立ちと快感に足元がよろける。
「まだだ」
縛られた腕を加藤様が持った。
脇に唇の感触。
「ああ!」
大きな声が出る。
「静かに」
「無理です!
てか、あの私今日無駄毛処理してないから!」
無理やりな理由を付けてると分かってるがこんな恰好恥ずかしくて耐えられない。
「無駄毛がなんだ。
無駄毛一本残らず俺の物だ」
いやああああ!
こんな状況じゃなかったら、本当に鼻血出してます!
イケメンに全部俺の物とか言われたら死んじゃう!
「あぅ!」
急に頂きを強く摘ままれて声が出る。
痺れる感覚が体全体に走る。
視界がない分、体がいつも以上に敏感になっているのが分かる。
全身に加藤様の唇の感触。
自分ではなす術もなくただされるがままだった私はもう立っていられない。
ガク!と膝が折れるがしっかり抱きとめられた。
フワっと体が浮いたかと思うとそのままベッドに落とされた。
悲鳴を上げる暇もなく、ショーツが剥ぎ取られ、すぐに指が侵入してきた。
十分潤んでいるから痛いはずもなく、いつもより大きな水音が耳に届く。
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