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栞:夏美さんの容態は?
村雨:過労だそうだ、花はしばらくおれが面倒みる
私は村雨君の言葉に、溜息を吐き呆れたように見つめた。
栞:分かった、私も協力する
私の言葉に、村雨君は驚いた表情をしたが、直ぐに真剣な表情に変わった。
村雨:わかってると思うが
村雨君が言いたい事は分かった、皆に気を使わせたくないのだろう。私はにっこり微笑んだ。
栞:分かってる、言わないよ
私の言葉に村雨君は安心した表情になった。
村雨:被害者はまだ目を覚ましてないが、状態は落ち着いてるそうだ
村雨君の言葉に今度は私が苦笑いをした。
栞:本当に様子を見てきたんだ
私の言葉に村雨君が呆れたように見つめてきた。
村雨:そっちが目的で抜けたからな
私は村雨君に苦笑いを向けたまま、下を向いた。
栞:そうだね、明日から忙しくなると思うよ
村雨君は資料を見ていたので、私も同じ資料を見つめながらいった。
村雨:そうだな、根気強くやるしかない
私は村雨君の言葉に頷き、パソコンに目を向けた。
栞:私は明日からもう一つを当たる
私の言葉に村雨君は不思議そうに、顔を向けていた。私は軽く説明をした、その内容に村雨君は納得したようだ。
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