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私は1人になっても、パソコンに向かい資料を作っていた。
安積:お疲れ
声の方を振り向くと、帰ったはずの安積さんが立っていた。
栞:お疲れ様です、どうしたんですか?
私は作業の手を止め、安積さんの方に向かった。
安積:差し入れだ、村雨は?
安積さんは、カウンターから自分の席にきた、私は安積さんの分と自分のコーヒーをいれ、安積さんに渡した。
栞:村雨君なら少し出かけました、直ぐに戻ってくると思います。
私は村雨君の事情は知られたくないと思い、黙ってる事にした。
安積:そうか、西堀、お前まだ何か隠してないか?
私は安積さんの言葉に首を傾げた。
栞:何もないですよ
私はコーヒーを飲みながら、安積さんの言葉を否定した。
安積:ならいい
私たちはのんびりとコーヒーを飲んでいた。しばらくすると、村雨君が戻って来た。
村雨:ハンチョウどうかしましたか?
戻ってきた時に、安積さんがいて驚いていた。
安積:差し入れを持ってきたんだ、当直頼むな、また明日な
それだけ言うと、安積さんは帰って行った。安積さんがいなくなったのをみて、私は仕事に戻った、村雨君に声をかけた。
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