8人が本棚に入れています
本棚に追加
昨日の夜は大した事件もなく、比較的ゆるやかな時間を過ごした。
栞:村雨君どうぞ
私はコーヒーをいれ、村雨君に渡した。
村雨:ありがとう
私達は、他の人達が出勤してくるまで、コーヒーを飲みながら休憩をしていた。
安積:おはよう
しばらくすると、皆が出勤してきた。私達は安積さんの席の前に集まった。
安積:昨日言った通りにこの資料を基に動いてくれ
安積さんの言葉に皆が散ろうとした時、署の電話が鳴った。最初に取ったのは桜井さんだ。
桜井:はい、神南署強行犯係
桜井さんは相手の内容を聞いて、保留ボタンを押し、私に声をかけた。
桜井:西堀さん、高見さんという方からです
桜井さんの言葉に私は反応し、電話を取った。
栞:はい
(電話)高見:みゆきが目を覚ました。
電話の内容は、嬉しいニュースだった、つい私も笑みがこぼれた。
栞:よかった。
(電話)高見:先生ももう問題ないと、でも男性が怖いらしく、俺や並木先生でも、パニックを起こした。
この言葉に、私は固まった。ただの殺人未遂ではないという事だ。
栞:そう、後で顔出すわ
それから私と高見さんは、しばらく話してから、電話を切った。
栞:被害者の意識戻ったそうです
最初のコメントを投稿しよう!