第1章

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近かった距離はいきなり離れ。 秋奈「また学校でね?」 そういって夏木を抱きしめて頬にキスをした。 秋奈「本当に辛くなったら頼っていいんだから‥」 それだけいうと自分の部屋に帰っていった。 数分後今度は友がきた。 心と別れてから着替えてきたのだろう、パジャマ姿だった。 友「兄さん、一緒に寝てもいい?」 夏木「いいけど、どした?」 友「なんか、嫌な感じがしたの、兄さんが誰かのものになっちゃうような。」 夏木「へ?」 なんだ、さっきの先生とのあれをみてないよね? 俺は焦りながら友のほうをみた。 友「だから、その今日は兄さんと寝たいかなって…」 夏木「いいよ、おいで」 ゆっくりと友が隣に来て頭をなでてやると気持ちよさそうに寝始め、手をにぎってきたので握り返して。 俺は友と夜を共に過ごした。
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