第1章

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あの出来事から一年たち、俺も高校二年生になり、今日は一年生の入学式だ。 企画部としてもなにかイベントをやらないといけないらしく、なにをするか、心と俺で話すことになった。 心「なーたん、またあれ、やろーよ!」 楽しそうに昔やった黒歴史について話し始める心、一年前三年生を送る会に主催した、コスプレカフェは思ったより好評だった。 送る会の終わりに三年生を企画部がコスプレをしておもてなしをするという企画、俺と心だからこそ、出来た企画だが、今年はなにをするべきか、迷いどころだ。 夏木「カフェばっかはな、ここは皆を巻き込んでできるヒーロー物とかどう?」 心「えー、でもそれって男子は盛り上がるけど、女子盛り上がれない感じになるよね?」 夏木「そこなんだよな、んー」 考え込んだ末、先生に許可を取り、イベント室を貸し切り、3日前から準備にとりかかりほかの部員にも協力してもらい、宝さがし迷路にすることになった。 ペアになってもらい、二人で迷路を歩いてもらい、宝物を見つけてもらうという企画を企画し、昨日出来上がった。 後は入学式が終わるのを待つのみ
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