孤軍奮闘編_肆
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チクショッと博は吐き捨て、部屋を出て行った。 私はすかさず震える手で鍵を閉め、 ドアチェーンまでかけた。 その場でへたり込んだ私は 暫く立ち上がることさえ出来なかった。 暫くして、のろのろと身体を起こす。 這いつくばって、 私は両手を使ってようやくハイヒールを脱いだ。 部屋に上がると、涙が溢れ出す。 涙の意味は分からないけど、 私はそこには誰も居ないのに、 嗚咽を必死に堪えた。
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