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主人公・柳原拓也はある日、通勤電車内で『理想のおっぱい』を持つ少女――木下サユリと出会う。
そして、何故か暴力女・『カスやん』こと加納アスカとともに、サユリが出場するバレーの試合会場へと向かう拓也。
そこで二人は、サユリの華々しい活躍と、痛々しい試合中の事故を目の当たりにする。
苦しむサユリを放って置けなくなったカスやんは、拓也とともに彼女を自分たちで病院まで搬送することを申し出る。
サユリを乗せたカスやんは、渋滞する大通りを避け、川沿いの河川敷を爆走。
途中、パトカーの追撃を受けるも、驚異的なドライビングでかわすカスやん。
そんな彼らに立ち塞がる、黒服コンビ。
自社のバレー部へサユリを引き入れることを目論む彼らを、拓也が一喝。
無事サユリを病院へ送り届けた彼らの前に現れたのは、黒服コンビの会社の会長にして、サユリの祖父である一枝修一。
一枝が語るのは、カスやんのレーサーとしての過去。
過去を暴かれ、崩壊するカスやんを救ったのは、サユリの『でかちちの癒し効果』。
そしてサユリは、憧れのレーサーであったカスやんとの再会により、メカニックとしての道を進むことを宣言。
拓也は、そんなサユリに自分の思いを伝えることを決意し、サユリはそれを受け入れる。
一方で、カスやんは姿を消した。
その後。
カスやんを探すため心当たりを当たっていた拓也は、元『木下サユリ親衛隊長』岡崎カヲルに、サユリと別れるよう依頼される。
それを拒絶する拓也に、彼は『奴隷』と呼ぶ少女たちを差し向ける。
少女たちの襲撃をなんとか逃げ切った拓也は、カヲルとのカーチェイスに挑み。辛くも勝利。
サユリの笑顔を一生守る決意をした拓也は、そこでカスやんが再びレーサーの道を歩み出したことを知る。
拓也とサユリは、いつかカスやんの夢に追い付くことを誓うのだった。
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