第1章

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――あっ… 何だかとんでもない事をされていると判ってるのに… 躯は正直で素直に愛撫に反応している 舌は先端に絡みつき、軽く吸うようにして俺を追い込む 『…んぁ、はぁ…ダメ…あ…、ダメ…です あかに…ダメ…』 口ではそう言いながらも、俺はすでに赤西さんの舌技に夢中になっていた 死ぬほど恥ずかしいのに、与えられる快感に無意識に腰が揺れる 何もかもが初めての経験で…もう、どうすればいいのかも判らない …自分が望んだ事とは言え、一夜限りになるはずだった相手が 知ってる人間―――しかも社の先輩なんて… ありえねーだろ… そんな男に自分の自身をくわえられて悦んでる俺って 『…くっ…はぁ…』 ギリギリまで我慢してきたのに、次第に堪えきれなくなってきた シーツに足を引っ掻くようにして、躯を仰け反らせて悶える 『…ぁあ、くっ…も…ダメぇ』 あまりの快感にどうでもよくなってきて… 『あか…にしさ、ァ』 赤西さんの口に欲を吐き出した 『はぁ…はぁ…』 限界まで我慢していたせいなのか、射精時の快感は言葉では表せないほどで…  
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