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――あっ…
何だかとんでもない事をされていると判ってるのに…
躯は正直で素直に愛撫に反応している
舌は先端に絡みつき、軽く吸うようにして俺を追い込む
『…んぁ、はぁ…ダメ…あ…、ダメ…です
あかに…ダメ…』
口ではそう言いながらも、俺はすでに赤西さんの舌技に夢中になっていた
死ぬほど恥ずかしいのに、与えられる快感に無意識に腰が揺れる
何もかもが初めての経験で…もう、どうすればいいのかも判らない
…自分が望んだ事とは言え、一夜限りになるはずだった相手が
知ってる人間―――しかも社の先輩なんて…
ありえねーだろ…
そんな男に自分の自身をくわえられて悦んでる俺って
『…くっ…はぁ…』
ギリギリまで我慢してきたのに、次第に堪えきれなくなってきた
シーツに足を引っ掻くようにして、躯を仰け反らせて悶える
『…ぁあ、くっ…も…ダメぇ』
あまりの快感にどうでもよくなってきて…
『あか…にしさ、ァ』
赤西さんの口に欲を吐き出した
『はぁ…はぁ…』
限界まで我慢していたせいなのか、射精時の快感は言葉では表せないほどで…
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