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「すげー敏感、かわいー」
……っ
もういいから早く終わらせてくれ…
だけど赤西さんは俺の脇腹に手のひらをゆっくりと這わせながら
「もっと男の体が欲しくなるようにしてやろうか…?」
チョー怖いんですけど…
あんなに赤西さんに感じておいてこんな言い方なんだけど
「無意識に欲しがるようにしてやるよ…」
なんて言われたら、ホントにそうなっちゃいそうで…怖い
体の中をゆるく刺激する指先を締め付けながら、俺はすすり泣くような声を漏らすしかなかった…
小さくアラームの音が聞こえる
『ん…?』
ハッとして飛び起きてボンヤリと周りを見渡す
一瞬、どこにいるかわからなかった
でも、段々と昨夜の出来事を思い出して
羞恥で真っ赤な顔をしながら部屋の様子をうかがったけど、赤西さんの気配はなかった
もう帰ったのかな…?
そう思いながらサイドテーブルを見るとメモがおいてあった
“寝過ごさない限り追加料金は発生しないよ。
今週はあんまり無理すんな”
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