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素っ気ないような、でも微妙に気遣ってくれてるような
いっそ“ご利用ありがとうございました”とでも書いてあればスッキリするのに…
夕べ…というか、今朝?
まだ意識が朦朧としてる中で赤西さんに言われた言葉がある
「平日も会おうか…?
お前の事、気に入った」
耳元で、そう囁かれたんだ…
ってか、それはあそこに電話して、赤西さんを指名しろって事か?
冗談、だよな?
ってか冗談じゃないと困る
こんな勇気はもう二度と出ないかもしれない
――…営業トーク?
うん、そうだよ。そうに違いない。
…そうじゃなきゃ、困る
体に残る快感の余韻と疲労感で考える力が奪われる
瞼が重くなって
まだ一時間くらい眠れるかな?
ベッドサイドの時計を見て、あともう少し…と呟きながらウトウトし始めた
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