第5章 ミツバチと王様

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――彼女だけじゃなかった。 カラーリストも ネイリストも もちろん担当美容師に至るまで。 よく見れば彼好みであろう美形揃い。 そして 男女問わず次から次へと 至るところで挨拶代わりのスキンシップ。 「君って本当に……」 「ん?」 「――いい先生だ」 いつからかそんな彼を 羨望の眼差しで見ている自分がいた。
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