どこまでが本当ですか?

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というか、正直な話。 フミって女に興味があんのか? あんな女々しい態度をしてるのに、女なんかと付き合えんのかな。 ここは俺が相手じゃないと務まらないっていうか。 けど…そうしたら、あのフミになっちまうのかな? それは嫌だな…。 あー…どうしたら良いんだ…。 「ちぃちゃん これは野暮よ」 「はあ? 何が…」 ぴたっと思考回路が停止した。 目の前にいるのは、告白をされていたフミで。 口をポカーンとだらしなく開けていた俺は、事態を察知して声を上げた。 「うわっ!!?」 「…全く 盗み聞きなんて良くないわ」 「え!?あれ!? 告白は!?」 「…済んだけど?」 つまり、俺が色々考えていた内に全てが終わってしまったらしい。 情けねえ、と自分自身に呟く俺は、ある事に気が付いた。 「…返事は、何て言った…?」 そう。 告白に対しての返答を聞きそびれたのだ。 フミは一瞬だけ無言になったけど、その後直ぐに笑顔を取り繕った。 「アタシ、真っすぐな子に弱いのよ だから告白ってどうも断れなくてね」 「え それって…」 付き合うってこと…?
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