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俺の名前は桂木春。
彼女いない歴が年齢とイコールになる高校二年だ。
欲しいとは思うけどできない理由が何個かある。
「お兄ちゃん、
おはよう」
一つ目がこいつ、
銀髪の女の子だ。
こいつは俺の妹で桂木白っていう。
小学四年生────つまり今年で10歳になる。
「おはよう、
ご飯できてるから早く食べて学校行きな」
「うん、
わかった。
いつもありがと」
白が満面の笑みを作ってくれる。
さて、
これが俺の彼女作れない理由の二つ目だ。
両親は五年も前に死んでしまった。
このせいで俺は家事で手一杯になったんだ。
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