18才

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俺の隣で併走しているのはシンヤ。 中学ん時から仲良くて、ナゼカ高校まで同じという友達。 あ、実は俺今チャリをこぎまくってます。 家に帰ってる最中です。 学校にいるときにバイト合格電話をもらってしまったがために、今ルンルンです。 ついでにいつも4人で帰ってます。 隣にいるシンヤと前にいる二人、右がアチャンで左がサプライズ。 みーんな地元同じ。 ついでにサプライズもアチャンも日本人です。あしからず。 「お前バイト合格したからってうかれすぎだろー、少しは俺の話もきいてや」 シンヤはプリプリしながら俺を睨んだ。 「は、ははは…ごめんごめん」 プリプリプリプリしながらサプライズとアチャンの方に向かっていく。 「ちょ、置いてくなって…」 俺もペダルをこぐ速度を速める。 ちょっと薄暗くなった街に俺らの笑い声が響いてた気がした。
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