プロローグ

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「はぁ?」 先程から言われている言葉が理解できない。 「はい、これ制服な」 白いシャツとズボン、ネクタイを渡され、もう一度説明を求める。 「高校に潜入してどんな状況か報告するだけの簡単なバイト」 めんどくさそうに答える男。 「いや無理絶対無理」 『簡単な仕事だ。』 そう目の前の男、オレの叔父は繰り返すが、『簡単』とかそんな問題ではない。 「どんだけオレは年誤魔化すんだよ!!!」 オレの名前は柊律ヒイラギリツ。 22歳、花の大学生である。
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