1人が本棚に入れています
本棚に追加
/89ページ
ヒロは、隣の人に気を使って、そっとベッドを抜け出す。
誰もいない休憩室にいく。
「いいぞ、ゆう子、出てきても、」
「なんだ、ここは?」
「人に聞かれたら、困るだろう、」
「あぁ、そうだな、」
「ゆう子、あの晩、遅くまで漫画描いていたのか?」
「あぁ、つい、夢中になってしまった。」
「やっぱり、そうなのか!身体がだるいと思った、」
「ヒロ、なんだょ、怪我は、わたしのせいだと言いたいのか?」
「あぁ、そこまで言わないが、」
「ところで、どうすんだよ、その左腕じゃ、漫画描けないじゃん、」
「右手で描けば?」
「バカじゃね~、わたしは、左利きだい、」
「ダメなのか?」
「あぁ、そうだな、漫画は、片手では無理がある、」
「そうなのか、、、」
最初のコメントを投稿しよう!