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トン トン
「はーい、どなたでしょうか?」
返事がない?ヒロは、恐る恐る玄関を開ける。
そこには、黒髪のストレートロング、前髪はパッツン、顔は小さく、
背丈160cm以下の少女が立っていた。
何処かの宗教団体のような白い衣装で立っている少女。
「ぼーっとしてないで、中に入れろ、」
「はぁー、その声は、、どうぞ、」
その少女は、サンダルを脱いで中に入って行く。
「もしかしたら、ゆう子か?」
「あぁ、そうだが、説明は後だ、腹減った、何か食わせろ、」
「何かって、カップ麺しか無いんだけど、」
「それでいい、」
ヒロは、数種類のカップ麺をテーブルに置き、お湯を沸かしにいく。
冷蔵庫におにぎりが残っていたので、それも、
お湯が沸いてカップ麺に注ぐ。
「はい、できたよ、」
「おぉ、サンキュー、」
ヒロは、ゆう子が食べ終わったのを見計らって、その少女のことを聞いてみた。
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