浮遊霊

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ヒロは、ブチのところで、その少女のことを事細かく説明して、妹の服を貰えないかと頼んだ。 「ちょっと待ってろ、妹が遊びに行ってるから、、」 ブチは、妹の部屋に行って、服を物色していた。 しばらくして、ブチが古着を持ってくる。 それは、デニムを切った短パンと、テイシヤツ数枚とチャックの壊れたパーカーを持ってきた。 「このテイシヤツは、一度も着てない、衝動買いしたモノだな、」 「サンキュー、ところで、下着はダメかな?」 「バカか!ヒロ、俺が妹の下着を物色したら、変態と思われるだろう。」 「それはそうだけど、何も着ないとな?」 「じゃさぁ、ヒロが買ってやれば?」 「えっ!やだよ、女性の下着売り場なんて!」 「うぅーん、どうしたもんか?」 「そうだな、、、」 しかし、独身男の考えは乏しい。 その少女にお金を渡して、買ってきて貰えばいいものに、そんな事は、今の二人には、思いつかなかった。
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