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「それよりも、みんな腹減って無いか?」
「あぁ、もう昼か?」
「せっかくだから、ファミレスでも行かないか?」
「そうだなぁ、ヒロの奢りで、」
「わぁーい、なに食べようか?」
「あたしは、ハンバーグセットがいいな、」
「じゃ、荷物を置いて行こう、ヒロ、」
みんなが喜んでいるので、仕方なく、ヒロは、銀行から卸したばかりのポケットにしまい、みんなでファミレスに向かった。
去年、県道沿いにできた、ファミレスに四人は向かう。
その駐車場は、郊外から来たであろう家族連れでいっぱいだった。
入り口で、四人は、順番待ちする。
順番が回ってきて、テーブルに案内されて。
「あたしは、ハンバーグセットね、ゆう子ちゃんは?」
「わたしもそれでいい、」
「俺は、カレーにする。」
「はぁ、カレーは無いだろう、カレーハンバーグにしろ、ヒロ、」
「俺は、サーロインステーキ、」
「あのな、人の奢りだからって、ステーキかよ!」
「まぁ、堅いこと無しで、、、」
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