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早乙女京伍は、朝1番の新幹線で東京に向かう。
東京駅に着いたら、メイドの佳代が出迎えに来ていた。
それから、京伍と佳代は、榮吾の病院へと向かった。
「佳代さん、日比谷じゃないの?」
「日比谷の病院は、応急処置だけして、広尾の病院へ転院しました。」
日比谷の救急病院では、マスコミ対策ができない為、京伍の父親の主治医でもある。広尾病院に移されたのであった。
広尾病院に着いたら、各所にボディガードが配置されていた。
病院の入り口で、ボディガードに止められて、佳代さんの顔パスで中へ入って行く。
病院関係者の専用エレベーターで最上階にある個室に向かう。
まず、エレベーターが開くとそこでも、ボディガードが2名配置されていた。
それから、榮吾の個室へと向かった。
「やぁ、兄さん、」
「なんだ!意外と元気そうじゃないか、佳代さんの電話では、今にも危なそうだったから驚いたよ、、心配して損した、」
「すいません、京伍様、私も詳しく知らされていなかったので、車が大破って聞いたもので、つい!」
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