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「ところで、どんなぐわい?榮吾、」
「主治医の判断では、むち打ち症と左指の骨折程度で済んだみたいだ、」
「頭は、異常無いのか?」
「脳検査は、異常無いって言ってた、」
「それならいいんだが、、、」
「そういうこと、」
「しかし、榮吾には、驚かされるな、事故の前は、女優とのスキャンダルだし、、」
「そうだね、」
「週刊誌の内容は、信じて無いのだが、そこんところどうなんだ?」
「あぁ、松永小百合さんとは、映画の共演から付き合いだした、」
「そうか、それだけは、事実ってことか、」
「佳代さん、ちょつと席を外してもらえませんか?」
急に榮吾が何を話したいのかって、京伍は不思議に思う。
「わかりました、榮吾様、」
個室から、メイドの佳代が出て行く。
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