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ナミのお姉さんが帰ったあと、ヒロとナミは、夕飯の支度をしていたら、
ブチと美奈子が遊びにくる。
「よぅ、ヒロ、」
「なんで?ブチ、」
その後ろにゆう子がいた。
「ヒロ、1人じゃ、決められないと思って、ブチを呼んだ、」
「お前、余計なことしやがって、」
ブチは、ゆう子の姿は見えないが声は聞こえるようだ。
「まぁまぁ、とにかく、晩ご飯を食べてから、」
「仕方ないな、」
美奈子は、さっさとキッチンに行って手伝っていた。
「晩ご飯できるまで、聞かせてもらおうか、」
「さっき、ナミのお姉さんが来てな、田崎彩香と言ってた、ナミは、沙也加っていう名前らしい、」
「そのお姉さんは、沙也加ちゃんに似ているのか?」
「うん、ソックリ、」
「じゃあ、俺も見たかったな、美人なお姉さんを、、」
「あのな、、ブチ、」
「だけどさぁ、ヒロは何迷っているんだ?」
「あぁ、お姉さんに会ってから、ナミが怯えているのが気になってるんだ、」
「ふぅーん、そっか、」
「記憶喪失で、突然名前を呼ばれたからかな?って思ったけど、ボクの勘だとそうじゃないと思う。」
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