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「ふぅーん、でもさぁ、ナミちゃんの立場で考えてみると、やっぱり、家族と一緒の方が幸せなんじゃないか?」
「うぅーん、そうかな?」
「家族と居ることで、記憶も戻るんじゃないか?」
「ブチが言うのが、正論かもしれないな、でもなぁ、、」
「今晩、じっくり考えてみたら、俺の意見としたら、お姉さんに返してあげたらいいかな、ってことで、、」
「あぁ、分かった、ブチ、」
それから、四人で夕食を食べて、ブチと美奈子は、帰って行った。
そのあと、風呂に入り、寝る支度をする。
ヒロとナミは、カーテン1枚隔てて寝るのであった。
しばらくして、カーテンが開いてナミが、、、
「今日は、そっちで、寝てもいい?」
「どうした?眠れないのか?」
「うん、今日は、、、」
「いいよ、きな、、、」
ヒロは、布団を上げ1人分のスペースを開ける。
そこへ、ナミが横になる。
ヒロとナミは、仰向けになり、ヒロは、ナミの手を握って天井を見ていた。
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